事故車の運転は違法
事故車といっても、破損状況によっては問題なく運転する事が出来るので、そのまま公道を走っている人がごくたまにですが見受けられます。
ただこれは違法になる可能性があるので止めなければなりません。
例えばヘッドライトやブレーキランプにウインカーのいずれかが故障で点灯しなくても走る事は出来ます。
しかしこの場合は自走してはいけません。
またボディ部分がつぶれていたりへこんでいたり、場合によってはめくれてしまっている車もたまに走っていますが、これも危険なので走る事は出来ません。
仮に整備不良の状態で公道を走っていると、法律違反で切符が切られてしまうので注意が必要です。
ヘッドライトやブレーキランプ、ウインカーの故障は減点1と反則金7千円、ブレーキの整備不良だと減点2と反則金9千円です。
これに従わないと、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金となってしまうので注意しましょう。
このように事故車を運転するのは法律違反ですし、何より危険なので出来るだけ早めに整備工場で修理してもらう事が必要です。
縁起が悪いと避けられている事故車は狙い目なことも
事故車が避けられる理由に縁起が悪いと言うものがあります。
確かに心情的に事故にあった車は気持ちの良いものではありませんが、他に問題がないのであれば車の役割は十分に果たしてくれます。
心情的な理由によって本来の車の価値よりも安くなっている事故車というのは、狙い目なこともあります。
事故の程度が軽微であり、問題なく修理されているにもかかわらず、縁起が悪いというだけで安くなっているのであれば、気にしなければ状態のいい車を安く購入できることになるためです。
事故を起こした車は再び事故が起きやすいということはありませんから、験を担がない人であればお得なことも多いのです。
注意しなければならないことは、修理が不十分であったり、大きな事故を起こして完全に直すことが難しいような車だと不測のトラブルに見舞われる可能性もありますから、この点は気をつけましょう。
事故車は心理的な要因よりも状態の良し悪しが一番重要となります。